====== 【ReBuild】UBDSを無料版FastServerで使う方法 ====== ~~NOTOC~~ **▶ 目次** - [[#ubdsとは|UBDSとは]] - [[#ubdsの始め方|UBDSの始め方]] - [[#ubdsをダウンロード|UBDSをダウンロード]] - [[#ubdsをfastserverにインポート|UBDSをFastServerにインポート]] - [[#1.ダウンロードしたファイルを移動させる|ダウンロードしたファイルを移動させる]] - [[#2.FastServerを起動させる|FastServerを起動させる]] - [[#3.FastServerにダウンロードしたファイルを読み込ませる|FastServerにダウンロードしたファイルを読み込ませる]] - [[#4.Fsatserverにサーバーソフトウェア名とバージョンを入力する|Fsatserverにサーバーソフトウェア名とバージョンを入力する]] - [[#5.インポート完了|インポート完了]] - [[#ubdsを起動|UBDSを起動]] - [[#ubdsを設定|UBDSを設定]] - [[#プラグインを追加|プラグインを追加]] ===== UBDSとは ===== UBDS(Universal Bedrock Dedicated Server)は、Bedrock Editionの公式サーバーをJavaアプリケーションで柔軟に管理できる統合ツールです。\\ ===== UBDSの始め方 ===== [[https://www.youtube.com/watch?v=x1TMjhw-hRM&t=28s|FastServerV4 Proの方はこちら]] ==== UBDSをダウンロード ==== [[https://github.com/zerozshare/UniversalBedrockDedicatedServer/releases|GitHub]]から最新版の `Universal-BDS-x.x.x.jar` をダウンロードしてください。[[https://github.com/zerozshare/UniversalBedrockDedicatedServer/releases/download/update/Universal-BDS-2.0.1.jar|ここから直接ダウンロード(v2.0.1)]] ==== UBDSをFastServerにインポート ==== ==== 1.ダウンロードしたファイルを移動させる ==== ダウンロードしたファイルを**__フォルダ名が日本語ではない__**フォルダに移動させます。 {{ https://i.imgur.com/VQEGjn6.png?600 }} ==== 2.FastServerを起動させる ==== FastServerV4を起動し、**「SERVER」**ボタンをクリックします。 \\ ここでは、ダウンロードしたファイルをFastServerに読み込ませる準備をします。 {{ https://i.imgur.com/sWLNIXh.jpeg?600 }} ==== 3.FastServerにダウンロードしたファイルを読み込ませる ==== 「クリックして選択もしくはドラックアンドドロップ」の部分にダウンロードしたファイルをドラックアンドドロップします。 {{ https://i.imgur.com/sR2f1WE.gif?600 }} ==== 4.Fsatserverにサーバーソフトウェア名とバージョンを入力する ==== ドラックアンドドロップが完了すると、FastServerから **ソフトウェア名とバージョンの入力**を求められます。 \\ 入力した情報は管理画面や起動時の識別に使われます。 {{ https://i.imgur.com/YChtocO.png?600 }} \\ バージョンは常に最新版がダウンロードされるため、何を入力しても大丈夫です。 \\ 今回は、1.21.101と入力します。 {{ https://i.imgur.com/u5ygqoq.png?600 }} ==== 5.インポート完了 ==== **インポートはこれで完了です!** \\ そのままFastServer上で統合版サーバーを起動できます。 {{ https://i.imgur.com/lyP1GDG.png?600 }} ==== UBDSを起動 ==== FastServerから対象プロファイルを選択し、「」をクリック。\\ 初回起動時には、必要なフォルダ(`worlds/`, `plugins/`, `config/`)が自動生成されます。 ==== UBDSを設定 ==== サーバーファイルの中にあるserver.propertiesを開いて設定します。 \\ 重要な設定は赤字になっています。 ^項目名 ^説明 ^設定可能な値 ^初期値 ^ |server-name |サーバーの説明文。プレイヤーがマルチプレイのサーバー一覧に接続した際に表示される|セミコロン(;)以外の任意の文字列 |Dedicated Server | |gamemode |新規プレイヤーが初めてサーバーに参加した際に割り当てられるゲームモード|survival creative adventure | survival | |force-gamemode |true : サーバーに参加する全プレイヤーのゲームモードが 強制的に設定値に変更される。 false : プレイヤーは以前のゲームモードで再ログインできる。|true false|false| |difficulty|サーバーの難易度。難易度による影響は[[https://ja.minecraft.wiki/w/%E9%9B%A3%E6%98%93%E5%BA%A6#%E9%9B%A3%E6%98%93%E5%BA%A6%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E5%BD%B1%E9%9F%BF|こちら]]をご確認ください|peaceful easy normal hard|easy| |allow-cheats|チートコマンド(例:/give、/tp など)の使用を許可するか|true false|false| |max-players|同時にサーバーへ接続できるプレイヤー数の上限。高すぎる数値を指定すると、サーバーの動作が重くなる場合がある|任意の正の整数|10| |online-mode|true : すべてのプレイヤーがXboxアカウントで 認証される必要がある。 false : 認証不要で接続できるが、セキュリティリスクが高まる。|true false|true| |allow-list|allowlist.jsonに登録されているプレイヤーのみがサーバーに参加可能となる。ホワイトリスト機能に相当する|:::|false| |server-port|サーバーが使用する IPv4/IPv6 のポート番号を指定する。他のアプリケーションと重複していない必要があり、外部接続を受ける場合はルーターのポート開放が必要になることがある|1~65535の範囲内の整数|19132| |server-portv6|:::|:::|19133| |enable-lan-visibility|同じネットワーク(LAN)内のプレイヤーに、このサーバーを自動的に検出させるかどうか|true false|true| |view-distance|プレイヤーがサーバーから受け取れる最大描画距離(チャンク単位)。数値を大きくすると見渡せる範囲が広がるが、サーバー負荷も増加する|5以上の正の整数|32| |tick-distance|サーバーがアクティブに処理を行う範囲を設定する。モブのスポーンや作物の成長などが影響を受ける|4~12の範囲の整数|4| |player-idle-timeout|プレイヤーが無操作状態で指定時間(分単位)経過すると自動的に切断される。サーバーリソースを節約する目的で利用される。0にすると無効になる。|0以上の整数|30| |max-threads|サーバーが使用しようとする最大スレッド数。0に設定すると、可能な限り多くのスレッドを使用する|0以上の整数|8| |level-name|ワールド名|; / \n \r \t \f ` ? * \\ < >を含まない文字列|Bedrock level| |level-seed|ワールドのシード値。何も入力しなかった場合はランダムで決定される|任意の文字列|(空)| |default-player-permission-level|新規プレイヤーがサーバーに参加した際の基本的な権限ビジター(プレイヤーがワールドを変更できない) メンバー(プレイヤーがワールドを変更できる) オペレーター(プレイヤーがコマンドを使える)|visitor member operator|member| |texturepack-required|指定されたリソースパックの利用をプレイヤーに強制するかを設定する。有効にした場合、リソースパックを持っていないプレイヤーはサーバーに参加できなくなる|true false|false| |content-log-file-enabled|コンテンツエラーのファイルへのログ記録を有効にするか|:::|:::| |compression-threshold|圧縮する生のデータの最小サイズ|0から65535までの任意の整数|1| |compression-algorithm|ネットワークに使用する圧縮アルゴリズムzlib : 高い圧縮率 snappy : 低いCPU使用率|zlib snappy|zlib| |server-authoritative-movement-strict|プレイヤーの位置を厳しくチェックするか| true false |false| |server-authoritative-entity-interactions-strict|エンティティの当たり判定を厳しくチェックするか|:::|:::| |server-authoritative-dismount-strict|プレイヤーがトロッコから降りる位置を厳しくチェックするか|:::|:::| |player-position-acceptance-threshold|プレイヤーの位置のズレの許容範囲|0以上の整数|0.5| |player-movement-action-direction-threshold|プレイヤーの攻撃方向と視線方向のズレの許容範囲|0~1の範囲の数値|0.85| |server-authoritative-block-breaking-pick-range-scalar|ブロックを破壊できるかを厳しくチェックするか|true false|false| |chat-restriction|サーバーに参加する各プレイヤーに適用されるチャットの制限レベルNone : 通常通りチャットができる。 Dropped : チャットを入力すると「無効です」と通知され、 メッセージは誰にも見えない。 Disabled : チャット入力欄が開けない。 (オペレーター権限所持者は使用可能)|None Dropped Disabled|None| |disable-player-interaction|他プレイヤーの存在を無視してブロックを設置できるように表示されるか。ただし、実際にはその位置にブロックは置かれません。主にテストや特殊な環境用の設定だ|true false|false| |client-side-chunk-generation-enabled|プレイヤーの描画距離の遠くの部分を、サーバーの代わりにプレイヤーのデバイスが見た目だけを生成するようにするか|:::|true| |block-network-ids-are-hashes|ブロックのネットワークIDをハッシュ化して固定化するか。これにより、アップデートによるIDの並び替えが行われても互換性を維持しやすくなります。|:::|:::| |disable-persona|ペルソナ((ゲーム内パーツを組み合わせて作るスキン:))を無効化するか|:::|false| |disable-custom-skins|画像ファイルをインポートして使うスキンがサーバー上で表示できなくするか|:::|:::| |server-build-radius-ratio|client-side-chunk-generation-enabledがtrueの際の、サーバー側の担当割合Disabled : 動的に(賢く)自動で調整する。 数値 : サーバーが担当する割合を手動で固定する。|Disabled または 0~1の任意の数値|Disabled| |allow-inbound-script-debugging|インバウンド接続(デバッガからの接続)を許可するかどうか|true false|false| |allow-outbound-script-debugging|アウトバウンド接続(サーバーからの接続)を許可するかどうか|:::|:::| |force-inbound-debug-port|インバウンド接続で使用するポート番号|1~65535の範囲内の整数|19144| |script-debugger-auto-attach|サーバーが起動したタイミングで、自動的にデバッグ接続を開始するかどうかdisabled : 自動接続はしない listen : インバウンド接続の待ち受けを自動で開始する connect : アウトバウンド接続を自動で開始する|disabled listen connect|disabled| |script-debugger-auto-attach-connect-address|自動アウトバウンド接続を行う際の、接続先IPアドレスとポート番号|任意のIPアドレス|localhost: 19144| メモ📝:文章を改行させるため、あえて空白を加えている。 |script-debugger-auto-attach-timeout|自動接続の際に、デバッガからの応答がなく、タイムアウトするまでの時間(ms)。設定値が0の場合はタイムアウトしない。|任意の正の整数|0| |script-debugger-passcode|デバッグ接続を確立するためのパスワード|任意の文字列|(空)| |script-watchdog-enable|Watchdog機能を有効化するか|true false|true| |script-watchdog-enable-shutdown|致命的な問題を検知した際に、サーバーを強制的にシャットダウンさせるか|:::|:::| |script-watchdog-enable-exception-handling|問題を検知した際、すぐに強制終了などを行うのではなく、まずスクリプト自身に問題を通知し、スクリプト側で後処理などを行う機会を与えるか|:::|:::| |script-watchdog-hang-threshold|サーバーが「フリーズした」と判断するまでの待機時間(ms)|任意の正の整数|10000| |script-watchdog-hang-exception|フリーズを検知した際に、そのスクリプトの実行を強制的に中断させるか|true false|true| |script-watchdog-spike-threshold|1 Tickで、スクリプトの処理に[設定値]ms以上かかった場合に警告ログを出力する|任意の正の整数|100| |script-watchdog-slow-threshold|スクリプトの処理時間の平均が[設定値]ミリ秒を超えている場合に、警告ログを出力する|:::|10| |script-watchdog-memory-warning|スクリプト全体のメモリ使用量に関する警告を出すしきい値(MB)|:::|100| |script-watchdog-memory-limit|サーバーをシャットダウンさせるスクリプト全体のメモリ使用量の上限(MB)|:::|250| |diagnostics-capture-auto-start|サーバーの起動時に、自動で診断データの記録を開始するか|true false|false| |diagnostics-capture-max-files|保存しておく診断データファイルの最大数|任意の正の整数|5| |diagnostics-capture-max-file-size|保存する診断ログファイルの最大サイズ(バイト単位)。大きすぎるとストレージを圧迫するが、小さすぎるとログが分割されすぎて確認しづらくなる|:::|2097152| |disable-client-vibrant-visuals|「Vibrant Visuals」を強制的に無効化するか|true false|false| ===== プラグインを追加しよう ===== [[https://www.youtube.com/watch?v=x1TMjhw-hRM&t=368s|👉️動画で解説!]] ==== プラグインをダウンロード ==== お好きな「**スタンドアローンプラグイン((マイクラサーバーが起動していなくても、単独で動作するプラグイン。))**」の.jarファイルをドウンロードします。 \\ ダウンロードした.jarファイルを(*\plugins)に入れます。 \\ 「↺」を押してサーバーを再起動します。