【ReBuild】UBDSを無料版FastServerで使う方法

▶ 目次

UBDSとは

UBDS(Universal Bedrock Dedicated Server)は、Bedrock Editionの公式サーバーをJavaアプリケーションで柔軟に管理できる統合ツールです。

UBDSの始め方

FastServerV4 Proの方はこちら

UBDSをダウンロード

GitHubから最新版の `Universal-BDS-x.x.x.jar` をダウンロードしてください。ここから直接ダウンロード(v2.0.1)

UBDSをFastServerにインポート

1.ダウンロードしたファイルを移動させる

ダウンロードしたファイルをフォルダ名が日本語ではないフォルダに移動させます。

2.FastServerを起動させる

FastServerV4を起動し、「SERVER」ボタンをクリックします。
ここでは、ダウンロードしたファイルをFastServerに読み込ませる準備をします。 i.imgur.com_swlnixh.jpeg

3.FastServerにダウンロードしたファイルを読み込ませる

「クリックして選択もしくはドラックアンドドロップ」の部分にダウンロードしたファイルをドラックアンドドロップします。

4.Fsatserverにサーバーソフトウェア名とバージョンを入力する

ドラックアンドドロップが完了すると、FastServerから ソフトウェア名とバージョンの入力を求められます。
入力した情報は管理画面や起動時の識別に使われます。
バージョンは常に最新版がダウンロードされるため、何を入力しても大丈夫です。
今回は、1.21.101と入力します。

5.インポート完了

インポートはこれで完了です!
そのままFastServer上で統合版サーバーを起動できます。

UBDSを起動

FastServerから対象プロファイルを選択し、「」をクリック。
初回起動時には、必要なフォルダ(`worlds/`, `plugins/`, `config/`)が自動生成されます。

UBDSを設定

サーバーファイルの中にあるserver.propertiesを開いて設定します。
重要な設定は赤字になっています。

項目名 説明 設定可能な値 初期値
server-name サーバーの説明文。プレイヤーがマルチプレイのサーバー一覧に接続した際に表示されるセミコロン(;)以外の任意の文字列 Dedicated Server
gamemode 新規プレイヤーが初めてサーバーに参加した際に割り当てられるゲームモード
survival 
creative
adventure
survival
force-gamemode
true : サーバーに参加する全プレイヤーのゲームモードが
       強制的に設定値に変更される。
false : プレイヤーは以前のゲームモードで再ログインできる。
true
false
false
difficultyサーバーの難易度。難易度による影響はこちらをご確認ください
peaceful
easy
normal
hard
easy
allow-cheatsチートコマンド(例:/give、/tp など)の使用を許可するか
true
false
false
max-players同時にサーバーへ接続できるプレイヤー数の上限。高すぎる数値を指定すると、サーバーの動作が重くなる場合がある任意の正の整数10
online-mode
true : すべてのプレイヤーがXboxアカウントで
       認証される必要がある。
false : 認証不要で接続できるが、セキュリティリスクが高まる。
true
false
true
allow-listallowlist.jsonに登録されているプレイヤーのみがサーバーに参加可能となる。ホワイトリスト機能に相当するfalse
server-portサーバーが使用する IPv4/IPv6 のポート番号を指定する。他のアプリケーションと重複していない必要があり、外部接続を受ける場合はルーターのポート開放が必要になることがある1~65535の範囲内の整数19132
server-portv619133
enable-lan-visibility同じネットワーク(LAN)内のプレイヤーに、このサーバーを自動的に検出させるかどうか
true
false
true
view-distanceプレイヤーがサーバーから受け取れる最大描画距離(チャンク単位)。数値を大きくすると見渡せる範囲が広がるが、サーバー負荷も増加する5以上の正の整数32
tick-distanceサーバーがアクティブに処理を行う範囲を設定する。モブのスポーンや作物の成長などが影響を受ける4~12の範囲の整数4
player-idle-timeoutプレイヤーが無操作状態で指定時間(分単位)経過すると自動的に切断される。サーバーリソースを節約する目的で利用される。0にすると無効になる。0以上の整数30
max-threadsサーバーが使用しようとする最大スレッド数。0に設定すると、可能な限り多くのスレッドを使用する0以上の整数8
level-nameワールド名
; / \n \r \t \f ` ? * \\ < >

を含まない文字列

Bedrock level
level-seedワールドのシード値。何も入力しなかった場合はランダムで決定される任意の文字列(空)
default-player-permission-level新規プレイヤーがサーバーに参加した際の基本的な権限
ビジター(プレイヤーがワールドを変更できない)
メンバー(プレイヤーがワールドを変更できる)
オペレーター(プレイヤーがコマンドを使える)
visitor
member
operator
member
texturepack-required指定されたリソースパックの利用をプレイヤーに強制するかを設定する。有効にした場合、リソースパックを持っていないプレイヤーはサーバーに参加できなくなる
true
false
false
content-log-file-enabledコンテンツエラーのファイルへのログ記録を有効にするか
compression-threshold圧縮する生のデータの最小サイズ0から65535までの任意の整数1
compression-algorithmネットワークに使用する圧縮アルゴリズム
zlib : 高い圧縮率
snappy : 低いCPU使用率
zlib
snappy
zlib
server-authoritative-movement-strictプレイヤーの位置を厳しくチェックするか
true
false
false
server-authoritative-entity-interactions-strictエンティティの当たり判定を厳しくチェックするか
server-authoritative-dismount-strictプレイヤーがトロッコから降りる位置を厳しくチェックするか
player-position-acceptance-thresholdプレイヤーの位置のズレの許容範囲0以上の整数0.5
player-movement-action-direction-thresholdプレイヤーの攻撃方向と視線方向のズレの許容範囲0~1の範囲の数値0.85
server-authoritative-block-breaking-pick-range-scalarブロックを破壊できるかを厳しくチェックするか
true
false
false
chat-restrictionサーバーに参加する各プレイヤーに適用されるチャットの制限レベル
None : 通常通りチャットができる。
Dropped	: チャットを入力すると「無効です」と通知され、
          メッセージは誰にも見えない。
Disabled : チャット入力欄が開けない。
           (オペレーター権限所持者は使用可能)
None
Dropped
Disabled
None
disable-player-interaction他プレイヤーの存在を無視してブロックを設置できるように表示されるか。ただし、実際にはその位置にブロックは置かれません。主にテストや特殊な環境用の設定だ
true
false
false
client-side-chunk-generation-enabledプレイヤーの描画距離の遠くの部分を、サーバーの代わりにプレイヤーのデバイスが見た目だけを生成するようにするかtrue
block-network-ids-are-hashesブロックのネットワークIDをハッシュ化して固定化するか。これにより、アップデートによるIDの並び替えが行われても互換性を維持しやすくなります。
disable-personaペルソナ1)を無効化するかfalse
disable-custom-skins画像ファイルをインポートして使うスキンがサーバー上で表示できなくするか
server-build-radius-ratioclient-side-chunk-generation-enabledがtrueの際の、サーバー側の担当割合
Disabled : 動的に(賢く)自動で調整する。
数値 : サーバーが担当する割合を手動で固定する。
Disabled
 または
0~1の任意の数値
Disabled
allow-inbound-script-debuggingインバウンド接続(デバッガからの接続)を許可するかどうか
true
false
false
allow-outbound-script-debuggingアウトバウンド接続(サーバーからの接続)を許可するかどうか
force-inbound-debug-portインバウンド接続で使用するポート番号1~65535の範囲内の整数19144
script-debugger-auto-attachサーバーが起動したタイミングで、自動的にデバッグ接続を開始するかどうか
disabled : 自動接続はしない
listen : インバウンド接続の待ち受けを自動で開始する
connect : アウトバウンド接続を自動で開始する
disabled
listen
connect
disabled
script-debugger-auto-attach-connect-address自動アウトバウンド接続を行う際の、接続先IPアドレスとポート番号任意のIPアドレスlocalhost: 19144
script-debugger-auto-attach-timeout自動接続の際に、デバッガからの応答がなく、タイムアウトするまでの時間(ms)。設定値が0の場合はタイムアウトしない。任意の正の整数0
script-debugger-passcodeデバッグ接続を確立するためのパスワード任意の文字列(空)
script-watchdog-enableWatchdog機能を有効化するか
true
false
true
script-watchdog-enable-shutdown致命的な問題を検知した際に、サーバーを強制的にシャットダウンさせるか
script-watchdog-enable-exception-handling問題を検知した際、すぐに強制終了などを行うのではなく、まずスクリプト自身に問題を通知し、スクリプト側で後処理などを行う機会を与えるか
script-watchdog-hang-thresholdサーバーが「フリーズした」と判断するまでの待機時間(ms)任意の正の整数10000
script-watchdog-hang-exceptionフリーズを検知した際に、そのスクリプトの実行を強制的に中断させるか
true
false
true
script-watchdog-spike-threshold1 Tickで、スクリプトの処理に[設定値]ms以上かかった場合に警告ログを出力する任意の正の整数100
script-watchdog-slow-thresholdスクリプトの処理時間の平均が[設定値]ミリ秒を超えている場合に、警告ログを出力する10
script-watchdog-memory-warningスクリプト全体のメモリ使用量に関する警告を出すしきい値(MB)100
script-watchdog-memory-limitサーバーをシャットダウンさせるスクリプト全体のメモリ使用量の上限(MB)250
diagnostics-capture-auto-startサーバーの起動時に、自動で診断データの記録を開始するか
true
false
false
diagnostics-capture-max-files保存しておく診断データファイルの最大数任意の正の整数5
diagnostics-capture-max-file-size保存する診断ログファイルの最大サイズ(バイト単位)。大きすぎるとストレージを圧迫するが、小さすぎるとログが分割されすぎて確認しづらくなる2097152
disable-client-vibrant-visuals「Vibrant Visuals」を強制的に無効化するか
true
false
false

プラグインを追加しよう

👉️動画で解説!

プラグインをダウンロード

お好きな「スタンドアローンプラグイン2)」の.jarファイルをドウンロードします。
ダウンロードした.jarファイルを(*\plugins)に入れます。
「↺」を押してサーバーを再起動します。

1)
ゲーム内パーツを組み合わせて作るスキン:
2)
マイクラサーバーが起動していなくても、単独で動作するプラグイン。