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-====== 【ReBuild】UDBSをFastServerで使う方法 ======+====== 【ReBuild】UBDS無料版FastServerで使う方法 ======
  
 ~~NOTOC~~ ~~NOTOC~~
行 8: 行 8:
     - [[#ubdsをダウンロード|UBDSをダウンロード]]     - [[#ubdsをダウンロード|UBDSをダウンロード]]
     - [[#ubdsをfastserverにインポート|UBDSをFastServerにインポート]]     - [[#ubdsをfastserverにインポート|UBDSをFastServerにインポート]]
 +       - [[#1.ダウンロードしたファイルを移動させる|ダウンロードしたファイルを移動させる]]
 +       - [[#2.FastServerを起動させる|FastServerを起動させる]]
 +       - [[#3.FastServerにダウンロードしたファイルを読み込ませる|FastServerにダウンロードしたファイルを読み込ませる]]
 +       - [[#4.Fsatserverにサーバーソフトウェア名とバージョンを入力する|Fsatserverにサーバーソフトウェア名とバージョンを入力する]]
 +       - [[#5.インポート完了|インポート完了]]
     - [[#ubdsを起動|UBDSを起動]]     - [[#ubdsを起動|UBDSを起動]]
 +    - [[#ubdsを設定|UBDSを設定]]
   - [[#プラグインを追加|プラグインを追加]]   - [[#プラグインを追加|プラグインを追加]]
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 ===== UBDSとは ===== ===== UBDSとは =====
  
 UBDS(Universal Bedrock Dedicated Server)は、Bedrock Editionの公式サーバーをJavaアプリケーションで柔軟に管理できる統合ツールです。\\ UBDS(Universal Bedrock Dedicated Server)は、Bedrock Editionの公式サーバーをJavaアプリケーションで柔軟に管理できる統合ツールです。\\
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 ===== UBDSの始め方 ===== ===== UBDSの始め方 =====
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 ==== UBDSをダウンロード ==== ==== UBDSをダウンロード ====
  
-[[https://github.com/zerozshare/UniversalBedrockDedicatedServer/releases|GitHub]]から最新版の `Universal-BDS-x.x.x.jar` をダウンロードしてください。+[[https://github.com/zerozshare/UniversalBedrockDedicatedServer/releases|GitHub]]から最新版の `Universal-BDS-x.x.x.jar` をダウンロードしてください。[[https://github.com/zerozshare/UniversalBedrockDedicatedServer/releases/download/update/Universal-BDS-2.0.1.jar|ここから直接ダウンロード(v2.0.1)]]
  
 ==== UBDSをFastServerにインポート ==== ==== UBDSをFastServerにインポート ====
  
-[[fss対応していないサーバーソフトウェアを使う方法|【ReBuild】FastServerで標準対応していないサーバーソフトウェアを使う方法]]従って登録してください。 +==== 1.ダウンロードしたファイルを移動させる ==== 
- +ダウンロードしたファイルを**__フォルダ名が日本語はない__**フォルダに移動させます。 
 +{{ https://i.imgur.com/VQEGjn6.png?600 }} 
 +==== 2.FastServerを起動させる ==== 
 +FastServerV4を起動し、**「SERVER」**ボタンをクリックします。 
 +\\ ここでは、ダウンロードしたファイルをFastServerに読み込ませる備をします。 
 +{{ https://i.imgur.com/sWLNIXh.jpeg?600 }} 
 +==== 3.FastServerにダウンロードしたファイルを読み込ませる ==== 
 +「クリックして選択もしくはドラックアンドドロップ」の部分にダウンロードしたファイルをドラックアンドドロップします。 
 +{{ https://i.imgur.com/sR2f1WE.gif?600 }} 
 +==== 4.Fsatserverにサーバーソフトウェア名とバージョンを入力する ==== 
 +ドラックアンドドロップが完了すると、FastServerから **ソフトウェア名とバージョンの入力**求められます。 
 +\\ 入力した情報は管理画面や起動時の識別に使われます。 
 +{{ https://i.imgur.com/YChtocO.png?600 }} 
 +\\ バージョンは常最新版がダウンロードされるため、何を入力しても大丈夫です。 
 +\\ 今回は、1.21.101と入力します。 
 +{{ https://i.imgur.com/u5ygqoq.png?600 }} 
 +==== 5.インポート完了 ==== 
 +**インポートはこれで完了です!** 
 +\\ そのままFastServer上で統合版サーバーを起動できます。 
 +{{ https://i.imgur.com/lyP1GDG.png?600 }}
 ==== UBDSを起動 ==== ==== UBDSを起動 ====
  
 FastServerから対象プロファイルを選択し、「<color #b5e61d>▶</color>」をクリック。\\ FastServerから対象プロファイルを選択し、「<color #b5e61d>▶</color>」をクリック。\\
 初回起動時には、必要なフォルダ(`worlds/`, `plugins/`, `config/`)が自動生成されます。 初回起動時には、必要なフォルダ(`worlds/`, `plugins/`, `config/`)が自動生成されます。
 +
 +==== UBDSを設定 ====
 +
 +サーバーファイルの中にあるserver.propertiesを開いて設定します。
 +\\ 重要な設定は<color #ed1c24>赤字</color>になっています。
 +^項目名 ^説明 ^設定可能な値 ^初期値 ^
 +|<color #ed1c24>server-name</color> |サーバーの説明文。プレイヤーがマルチプレイのサーバー一覧に接続した際に表示される|セミコロン(;)以外の任意の文字列 |Dedicated Server |
 +|<color #ed1c24>gamemode</color> |新規プレイヤーが初めてサーバーに参加した際に割り当てられるゲームモード|<code>survival 
 +creative
 +adventure</code> | survival |
 +|force-gamemode |<code>true : サーバーに参加する全プレイヤーのゲームモードが
 +       強制的に設定値に変更される。
 +false : プレイヤーは以前のゲームモードで再ログインできる。</code>|<code>true
 +false</code>|false|
 +|<color #ed1c24>difficulty</color>|サーバーの難易度。難易度による影響は[[https://ja.minecraft.wiki/w/%E9%9B%A3%E6%98%93%E5%BA%A6#%E9%9B%A3%E6%98%93%E5%BA%A6%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E5%BD%B1%E9%9F%BF|こちら]]をご確認ください|<code>peaceful
 +easy
 +normal
 +hard</code>|easy|
 +|<color #ed1c24>allow-cheats</color>|チートコマンド(例:/give、/tp など)の使用を許可するか|<code>true
 +false</code>|false|
 +|<color #ed1c24>max-players</color>|同時にサーバーへ接続できるプレイヤー数の上限。高すぎる数値を指定すると、サーバーの動作が重くなる場合がある|任意の正の整数|10|
 +|online-mode|<code>true : すべてのプレイヤーがXboxアカウントで
 +       認証される必要がある。
 +false : 認証不要で接続できるが、セキュリティリスクが高まる。</code>|<code>true
 +false</code>|true|
 +|allow-list|allowlist.jsonに登録されているプレイヤーのみがサーバーに参加可能となる。ホワイトリスト機能に相当する|:::|false|
 +|server-port|サーバーが使用する IPv4/IPv6 のポート番号を指定する。他のアプリケーションと重複していない必要があり、外部接続を受ける場合はルーターのポート開放が必要になることがある|1~65535の範囲内の整数|19132|
 +|server-portv6|:::|:::|19133|
 +|enable-lan-visibility|同じネットワーク(LAN)内のプレイヤーに、このサーバーを自動的に検出させるかどうか|<code>true
 +false</code>|true|
 +|view-distance|プレイヤーがサーバーから受け取れる最大描画距離(チャンク単位)。数値を大きくすると見渡せる範囲が広がるが、サーバー負荷も増加する|5以上の正の整数|32|
 +|tick-distance|サーバーがアクティブに処理を行う範囲を設定する。モブのスポーンや作物の成長などが影響を受ける|4~12の範囲の整数|4|
 +|player-idle-timeout|プレイヤーが無操作状態で指定時間(分単位)経過すると自動的に切断される。サーバーリソースを節約する目的で利用される。0にすると無効になる。|0以上の整数|30|
 +|max-threads|サーバーが使用しようとする最大スレッド数。0に設定すると、可能な限り多くのスレッドを使用する|0以上の整数|8|
 +|level-name|ワールド名|<code>; / \n \r \t \f ` ? * \\ < ></code>を含まない文字列|Bedrock level|
 +|level-seed|ワールドのシード値。何も入力しなかった場合はランダムで決定される|任意の文字列|(空)|
 +|default-player-permission-level|新規プレイヤーがサーバーに参加した際の基本的な権限<code>ビジター(プレイヤーがワールドを変更できない)
 +メンバー(プレイヤーがワールドを変更できる)
 +オペレーター(プレイヤーがコマンドを使える)</code>|<code>visitor
 +member
 +operator</code>|member|
 +|texturepack-required|指定されたリソースパックの利用をプレイヤーに強制するかを設定する。有効にした場合、リソースパックを持っていないプレイヤーはサーバーに参加できなくなる|<code>true
 +false</code>|false|
 +|content-log-file-enabled|コンテンツエラーのファイルへのログ記録を有効にするか|:::|:::|
 +|compression-threshold|圧縮する生のデータの最小サイズ|0から65535までの任意の整数|1|
 +|compression-algorithm|ネットワークに使用する圧縮アルゴリズム<code>zlib : 高い圧縮率
 +snappy : 低いCPU使用率</code>|<code>zlib
 +snappy</code>|zlib|
 +|server-authoritative-movement-strict|プレイヤーの位置を厳しくチェックするか|  <code>true
 +false</code>  |false|
 +|server-authoritative-entity-interactions-strict|エンティティの当たり判定を厳しくチェックするか|:::|:::|
 +|server-authoritative-dismount-strict|プレイヤーがトロッコから降りる位置を厳しくチェックするか|:::|:::|
 +|player-position-acceptance-threshold|プレイヤーの位置のズレの許容範囲|0以上の整数|0.5|
 +|player-movement-action-direction-threshold|プレイヤーの攻撃方向と視線方向のズレの許容範囲|0~1の範囲の数値|0.85|
 +|server-authoritative-block-breaking-pick-range-scalar|ブロックを破壊できるかを厳しくチェックするか|<code>true
 +false</code>|false|
 +|chat-restriction|サーバーに参加する各プレイヤーに適用されるチャットの制限レベル<code>None : 通常通りチャットができる。
 +Dropped : チャットを入力すると「無効です」と通知され、
 +          メッセージは誰にも見えない。
 +Disabled : チャット入力欄が開けない。
 +           (オペレーター権限所持者は使用可能)</code>|<code>None
 +Dropped
 +Disabled</code>|None|
 +|disable-player-interaction|他プレイヤーの存在を無視してブロックを設置できるように表示されるか。ただし、実際にはその位置にブロックは置かれません。主にテストや特殊な環境用の設定だ|<code>true
 +false</code>|false|
 +|client-side-chunk-generation-enabled|プレイヤーの描画距離の遠くの部分を、サーバーの代わりにプレイヤーのデバイスが見た目だけを生成するようにするか|:::|true|
 +|block-network-ids-are-hashes|ブロックのネットワークIDをハッシュ化して固定化するか。これにより、アップデートによるIDの並び替えが行われても互換性を維持しやすくなります。|:::|:::|
 +|disable-persona|ペルソナ((ゲーム内パーツを組み合わせて作るスキン:))を無効化するか|:::|false|
 +|disable-custom-skins|画像ファイルをインポートして使うスキンがサーバー上で表示できなくするか|:::|:::|
 +|server-build-radius-ratio|client-side-chunk-generation-enabledがtrueの際の、サーバー側の担当割合<code>Disabled : 動的に(賢く)自動で調整する。
 +数値 : サーバーが担当する割合を手動で固定する。</code>|<code>Disabled
 + または
 +0~1の任意の数値</code>|Disabled|
 +|allow-inbound-script-debugging|インバウンド接続(デバッガからの接続)を許可するかどうか|<code>true
 +false</code>|false|
 +|allow-outbound-script-debugging|アウトバウンド接続(サーバーからの接続)を許可するかどうか|:::|:::|
 +|force-inbound-debug-port|インバウンド接続で使用するポート番号|1~65535の範囲内の整数|19144|
 +|script-debugger-auto-attach|サーバーが起動したタイミングで、自動的にデバッグ接続を開始するかどうか<code>disabled : 自動接続はしない
 +listen : インバウンド接続の待ち受けを自動で開始する
 +connect : アウトバウンド接続を自動で開始する</code>|<code>disabled
 +listen
 +connect</code>|disabled|
 +|script-debugger-auto-attach-connect-address|自動アウトバウンド接続を行う際の、接続先IPアドレスとポート番号|任意のIPアドレス|localhost: 19144| メモ📝:文章を改行させるため、あえて空白を加えている。
 +|script-debugger-auto-attach-timeout|自動接続の際に、デバッガからの応答がなく、タイムアウトするまでの時間(ms)。設定値が0の場合はタイムアウトしない。|任意の正の整数|0|
 +|script-debugger-passcode|デバッグ接続を確立するためのパスワード|任意の文字列|(空)|
 +|script-watchdog-enable|Watchdog機能を有効化するか|<code>true
 +false</code>|true|
 +|script-watchdog-enable-shutdown|致命的な問題を検知した際に、サーバーを強制的にシャットダウンさせるか|:::|:::|
 +|script-watchdog-enable-exception-handling|問題を検知した際、すぐに強制終了などを行うのではなく、まずスクリプト自身に問題を通知し、スクリプト側で後処理などを行う機会を与えるか|:::|:::|
 +|script-watchdog-hang-threshold|サーバーが「フリーズした」と判断するまでの待機時間(ms)|任意の正の整数|10000|
 +|script-watchdog-hang-exception|フリーズを検知した際に、そのスクリプトの実行を強制的に中断させるか|<code>true
 +false</code>|true|
 +|script-watchdog-spike-threshold|1 Tickで、スクリプトの処理に[設定値]ms以上かかった場合に警告ログを出力する|任意の正の整数|100|
 +|script-watchdog-slow-threshold|スクリプトの処理時間の平均が[設定値]ミリ秒を超えている場合に、警告ログを出力する|:::|10|
 +|script-watchdog-memory-warning|スクリプト全体のメモリ使用量に関する警告を出すしきい値(MB)|:::|100|
 +|script-watchdog-memory-limit|サーバーをシャットダウンさせるスクリプト全体のメモリ使用量の上限(MB)|:::|250|
 +|diagnostics-capture-auto-start|サーバーの起動時に、自動で診断データの記録を開始するか|<code>true
 +false</code>|false|
 +|diagnostics-capture-max-files|保存しておく診断データファイルの最大数|任意の正の整数|5|
 +|diagnostics-capture-max-file-size|保存する診断ログファイルの最大サイズ(バイト単位)。大きすぎるとストレージを圧迫するが、小さすぎるとログが分割されすぎて確認しづらくなる|:::|2097152|
 +|disable-client-vibrant-visuals|「Vibrant Visuals」を強制的に無効化するか|<code>true
 +false</code>|false|
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 ===== プラグインを追加しよう ===== ===== プラグインを追加しよう =====
-[[https://www.youtube.com/watch?v=x1TMjhw-hRM&t=368s|動画で解説]]+[[https://www.youtube.com/watch?v=x1TMjhw-hRM&t=368s|👉️動画で解説]]
 ==== プラグインをダウンロード ==== ==== プラグインをダウンロード ====
 お好きな「<color #ed1c24>**スタンドアローンプラグイン((マイクラサーバーが起動していなくても、単独で動作するプラグイン。))**</color>」の.jarファイルをドウンロードします。 お好きな「<color #ed1c24>**スタンドアローンプラグイン((マイクラサーバーが起動していなくても、単独で動作するプラグイン。))**</color>」の.jarファイルをドウンロードします。